始めて園に預けられる保護者の方に取って不安もあるかと思います。子育てには家族のご協力が必要です。
これからは、保護者と保育者が連絡を密にして保育を進めていきたいと思います。
大人の都合ではなく、お子様を正しく理解し、健康な成長や発達のため、下記の事項にご協力ください。
生活リズムを大切にする
朝が遅いと、頭も体もしっかりと目覚めていないので子ども園に来ても十分に遊び込めません。また、朝食は一日をスタートさせるために必要な活動源ですから、必ず食べるようにしましょう。
幼児組は朝食後、トイレに行き排泄する習慣をつけましょう。
触れ合いを十分にする
日曜日や仕事が休みの日には、家庭で十分触れ合ってください。普段、園の生活の中にいるお子様にとって、保護者の方との一対一の触れ合いこそが一番楽しい時です。一緒に触れ合って遊んだりすることで、満足する事ができます。これらの積み重ねが、お子様の情緒の安定にとって大切なものとなります。
甘えを十分に受け入れ、心の安定を図る
お子様は人との温かいかかわりを基盤に育ちます。抱っこやおんぶを要求した時は、甘えたい気持ちを受け止め、心の安定が図れるまで抱っこやおんぶ、膝に入れる等体に触れる事をしてあげましょう。満足すると自分から離れ、遊びへと目が向いていきます。お子様の小さなサインをしっかりと受け止めてあげて下さい。
登園時 朝のスキンシップを十分にして、こども園で気持ちよく遊びだせるようにしましょう。
降園時 「お迎えにきたよ」「ただいま」と声をかけたり抱きしめたりしてお子様がこども園で待っていた気持ちや話したい気持ちを受け止めてあげるようにしましょう。
認めたり、励ましたり、自分で出来る喜びを持たせる
3 歳までは、身支度をやってもらって気持ちいいという思いが大切です。
温かく手をかけてもらう事で心地よさを味わい、喜びで満たされます。
心地よさは次に「自分でしたい」という意欲につながります。
「自分で」の気持ちを見守り、出来ない所をそっと手伝い、自分でできるようになる喜びを温かく見守りましょう。
豊かな経験の中で、考える力、思いやりの心を育む
豊かな体験を通して好奇心・探究心・思考力を育み、主体的に生活する力をつけます。また、友達や地域の方々との関わりを通し、人への信頼感を築きます。
大人が手本となり生活する事で思いやりや社会性、仲間意識の発達が促されます。